日大アメフト部コーチ 部員にパワハラで無期限の指導停止処分

日本大学はアメリカンフットボール部のコーチが部員に対してパワーハラスメントにあたる行為をしたとして、調査していることを明らかにしました。大学は、このコーチを無期限の指導停止処分としています。

日本大学によりますと、アメリカンフットボール部のコーチが部員に対してパワーハラスメントにあたる行為をしたとして、調査委員会を設置して事実関係を調べているということです。

大学は詳細について明らかにしていませんが、7月27日付けで、このコーチを無期限の指導停止処分にしたということです。

NHKの取材に対し、日本大学は「調査中ではありますが、真摯(しんし)に受け止め再発防止に努めてまいります」とコメントしています。

また、関東学生アメリカンフットボール連盟は、この事案について、大学が指導停止の処分をする前の6月までに報告を受けたということです。

今のところ、処分については検討していないということです。

日本大学アメリカンフットボール部をめぐっては、8月に、男子部員が大麻と覚醒剤を隠し持っていたとして逮捕され、連盟が関東学生リーグ1部の上位チームで戦う「TOP8」の出場資格を当面、停止しています。