沖縄 尖閣沖 中国海警局4隻が日本の領海を出る 3日間近く侵入

20日、沖縄県の尖閣諸島の沖合で8月18日から日本の領海に侵入していた中国海警局の船4隻が相次いで領海を出ました。海上保安本部は再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。

第11管区海上保安本部によりますと、尖閣諸島沖合の日本の領海で航行を続けていた中国海警局の船4隻が、20日午後9時ごろから9時50分ごろにかけて領海を出ました。

この4隻は8月18日午前2時すぎから相次いで領海に侵入し、海上保安本部が領海から出るよう警告を続けていたもので、3日近くにわたって領海に侵入していたことになります。海上保安本部は再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。

尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が日本の領海に侵入するのが確認されたのは、ことしに入って21件目です。