有名店の味を冷凍食品で宅配 メニューはお任せ サブスク広がる

定額制のサブスクリプションサービスが食品の分野でさらに広がっています。全国の有名店などのメニューを冷凍食品にして宅配し、ふだん食べないグルメを手軽に味わえるサービスとして展開する企業が相次いでいます。

デパート大手の大丸松坂屋百貨店は、先月末から全国25の有名料理店や総菜店のメニューを冷凍食品として毎月、宅配するサブスクリプションサービスを本格的に始めました。

牛肉のトマト煮やマーボー豆腐など幅広いジャンルの中から、毎月1回、6品から10品程度を届けます。商品はデパート側が選定し、客には一部のメニューしか事前に知らせないのが特徴です。

DX推進部の岡崎路易専任部長は「おいしいものが好きでもどう探したらいいのかという悩みも逆に増えている。お待ちいただければ、グルメとの出会いがありますよというのがねらいだ」と話しています。

群馬県のベンチャー企業パンフォーユーは、全国のパンの専門店と提携し、独自の冷凍技術を使ったパンの定額宅配サービスを展開しています。

どの店の商品を届けるかは会社側がそのつど選び、ふだん買いに行けない全国各地のパンを味わえるのが特徴で、会員数はことし2月までの1年間でおよそ2倍に増えたということです。

提携する店の数はおよそ100社にのぼるということで、全国各地の味を手軽に試せる冷凍食品の特徴を生かして新たな需要を掘り起こそうというサービスが広がっています。