【プロ野球結果】セ・リーグ首位 阪神 優勝マジック「26」に

プロ野球は6試合が行われ、セ・リーグ首位の阪神は、伊藤将司投手が今シーズン2回目の完封勝利を挙げ、優勝へのマジックナンバーを1つ減らして「26」としました。
パ・リーグ首位のオリックスは日本ハムに延長11回、サヨナラ勝ちしました。

セ・リーグ

DeNA×阪神

DeNA対阪神は阪神が2対0で勝ちました。

○勝ち:伊藤将司投手8勝4敗。
●負け:バウアー投手9勝4敗。

阪神は2回に木浪選手のタイムリーツーベースで先制し、4回は伊藤将司投手のタイムリーで追加点を挙げました。

先発の伊藤将司投手は丁寧にコースを突き、ヒット6本に抑えて今シーズン2回目の完封勝ちで自身5連勝となる8勝目を挙げました。阪神はこのカード2年ぶりの勝ち越しを決めました。

DeNAは8回120球を投げ2失点と力投のバウアー投手を援護できませんでした。

広島×巨人

広島対巨人は広島が7対5で勝ちました。

○勝ち:玉村投手3勝。
▽セーブ:栗林投手2勝7敗11セーブ。
●負け:メンデス投手4勝4敗。
◎ホームラン:広島 デビッドソン選手14号、末包選手4号、堂林選手7号。
       巨人・岡本和真選手34号。

広島は1回にデビッドソン選手のツーランなどで3点を先制し、2回は末包選手のソロ、1点差に追い上げられた5回には堂林選手のスリーランで突き放しました。先発の玉村投手は6回途中を5失点ながら打線の援護に恵まれて3勝目、今シーズンの勝ち星はすべて巨人からとなりました。

巨人は岡本和真選手が今月に入り12本目となるホームランを打ちましたが投手陣が崩れ再び勝率が5割を切りました。

ヤクルト×中日

ヤクルト対中日はヤクルトが1対0で勝ちました。

○勝ち:サイスニード投手6勝6敗。
●負け:柳投手3勝9敗。
◎ホームラン:ヤクルト サンタナ選手13号。

ヤクルトは2回にサンタナ選手のソロホームランで挙げた1点を守りきりました。先発のサイスニード投手は球威があり中日打線をフォアボールなしのヒット4本に抑えて今シーズン2回目の完封勝利を挙げました。ヤクルトは3連勝です。

中日は前回登板で9回をノーヒットで無失点に抑えながら、打線の援護がなく記録達成を逃した柳投手が、今回も8回1失点と好投しましたが、またしても打線が得点できずチームは4連敗です。

パ・リーグ

オリックス×日本ハム

オリックス対日本ハムは延長11回、オリックスが1対0でサヨナラ勝ちしました。

○勝ち:阿部投手2勝3敗1セーブ。
●負け:ロドリゲス投手1勝4敗。

オリックスは0対0で迎えた延長11回、1アウト満塁として中川圭太選手のタイムリー内野安打で試合を決めました。先発の東投手が7回をヒット3本、無失点と好投し、リリーフした4人の投手もノーヒットに抑えました。
オリックスは引き分けを挟んで3連勝、勝ち越しを今シーズン最多の「23」としました。

日本ハムの先発、上原投手は9回無失点の好投も報われませんでした。

楽天×ロッテ

楽天対ロッテはロッテが4対3で勝ちました。

○勝ち:西村投手3勝。
▽セーブ:益田投手2勝3敗31セーブ。
●負け:松井裕樹投手1勝3敗27セーブ。

ロッテは1点を追う7回、荻野選手のタイムリーで同点に追いつき、9回も荻野選手が2打席連続となるタイムリーを打って勝ち越しました。8回を抑えた2人目の西村投手が3勝目を挙げました。

楽天は8回の満塁のチャンスに1本が出ず、9回は抑えの松井裕樹投手が打たれました。

ソフトバンク×西武

ソフトバンク対西武は西武が6対4で勝ちました。

○勝ち:松本投手4勝7敗。
▽セーブ:増田投手4勝3敗19セーブ。
●負け:津森投手3勝4敗。
◎ホームラン:ソフトバンク 今宮選手7号、柳田選手17号、栗原選手12号。

西武は1対1の6回に蛭間選手の勝ち越しタイムりーなど8者連続ヒットで一挙に5点を奪い、この試合、先発全員となる今シーズン最多の17安打を打ちました。先発の松本投手は6回を2失点に抑え6月5日以来の勝ち星となる4勝目をあげました。

ソフトバンクは先発、リリーフともに投手陣が打ち込まれました。