サッカー女子W杯 得点王に宮澤ひなた 澤穂希さん以来2人目

サッカー女子ワールドカップの得点王に5得点をあげた日本代表「なでしこジャパン」の宮澤ひなた選手が輝きました。

ワールドカップ初出場の宮澤選手は持ち味のスピードを生かして1次リーグでは初戦のザンビア戦で2得点、今大会で優勝したスペイン戦でも2得点をあげ、グループC1位通過に貢献しました。

さらに、決勝トーナメント1回戦のノルウェー戦でも1得点をあげ、あわせて5得点をマークし、得点ランキングでトップに立っていました。

20日のスペインとイングランドの決勝で女子ワールドカップは全日程を終えて、5得点以上をあげた選手はおらず、宮澤選手が得点王に輝きました。

日本の選手が得点王となるのは、日本が優勝した2011年のドイツ大会で5得点をあげた澤穂希さん以来、2人目です。

宮澤ひなた「得点王を受賞でき、素直にうれしい」

宮澤ひなた選手は日本サッカー協会を通じてコメントを発表しました。

宮澤ひなた選手(コメント)
「得点王を受賞でき、素直にうれしく思います。初めて出場したワールドカップでこのような記録を残せたことは、一緒に戦ったチームメイトはもちろん、これまで指導してくださったコーチの皆さん、サポートしてくださった皆さんのおかげです。より勝負のかかった場面、試合で重要なプレーができるようにならなければいけないと感じた大会でもありました。これから続く戦いでは、チームを勝利に導くプレーを見せられるよう、そのうえでまたこういった賞をいただけるように努力を重ねていきます」