地元の川で養殖 アユのつかみ取りを体験 滋賀 高島

滋賀県高島市で、子どもたちに地元の川で養殖したアユのつかみ取りを体験してもらう催しが開かれました。

催しは、高島市のJAレーク滋賀安曇川支店が地域との交流を深めようと去年から始めていて、小学生までの子どもたちおよそ130人が参加しました。

アユは近くを流れる安曇川で養殖されたもので、用意された1500匹ほどがJAの敷地内に設けられた深さ10センチほどの特設のプールに次々と放されました。

20日の高島市は最高気温が35度まであがり、猛烈な暑さの中、プールに入った子どもたちはずぶ濡れになりながら、体長20センチほどのアユを追いかけ、手でつかんでは次々と袋に入れていました。

20日の参加費は無料で、取ったアユもすべて持ち帰れるということで、参加した男の子は「暑い中、水に入れて気持ちよかった。バーベキューで取ったアユを食べるのが楽しみです」と話していました。

催しを主催した鈴木康広支店長は「多くの子どもたちに楽しんでもらえてよかった。地域との交流を深めるため、今後もこうしたイベントを開いていきたい」と話していました。