中日 岡林勇希 連続試合ヒットの記録「29」でストップ

プロ野球・中日の岡林勇希選手が19日、神宮球場で行われたヤクルト戦で5打数ノーヒットに終わり、連続試合ヒットの記録が29でストップしました。

岡林選手は今月13日の試合で26試合連続ヒットをマークして初代ミスタードラゴンズと呼ばれた西沢道夫さんの25試合ヒットの球団記録を74年ぶりに更新しました。

その後も18日までに出場した試合でヒットを打って連続試合ヒットの記録を29としていました。

岡林選手は昨夜神宮球場で行われたヤクルト戦に1番・センターで先発出場しましたが、3つの見逃し三振を含む5打数ノーヒットに終わり、プロ野球史上8人しかいない連続試合ヒットの記録で30に達することができませんでした。

連続試合ヒットのプロ野球記録は1979年に当時、広島でプレーしていた高橋慶彦さんの33です。

岡林選手は試合後、取材対応することなく足早にバスに乗り込みましたが、立浪監督は「記録はいつかは止まる。あしたからまた切り替えてほしい」と話していました。

中日 石川昂弥 デッドボールで病院搬送

プロ野球・中日の4年目で4番を打つ石川昂弥選手が19日、神宮球場で行われたヤクルト戦で頭にデッドボールを受け病院に搬送されました。

石川選手は昨夜、神宮球場で行われたヤクルト戦に4番・サードで先発出場し、1回の第1打席で先制の12号ツーランホームランを打ちました。

この後、7回の第4打席でヤクルト2人目の木澤尚文投手が投げた2球目が石川選手の頭に当たりました。

石川選手は倒れ、立浪監督など首脳陣が心配そうに見守る中、担架でグラウンドから運ばれて都内の病院に向かいました。

球団によりますと検査の結果、左側頭部打撲と診断されたということです。

この投球で木澤投手は危険球で退場となりました。

立浪監督は試合後、石川選手について「意識はあったし会話もできていた。ただ場所が場所なのでしっかり病院で調べる」と話していました。