陸上 世界選手権 男子20キロ競歩 古賀友太が12位 山西は24位

陸上の世界選手権がハンガリーで開幕し、大会初日の男子20キロ競歩では24歳の古賀友太選手が1時間19分2秒で日本勢トップの12位となりました。前回大会銀メダルの池田向希選手は15位、大会3連覇を目指した山西利和選手は24位に終わり、日本勢のメダル獲得はなりませんでした。

陸上の世界選手権は19日、ハンガリーのブダペストで開幕し、大会初日の男子20キロ競歩には大会3連覇を目指す山西選手や、前回大会銀メダルの池田選手など、日本勢4人が出場しました。

レースは悪天候のためスタートが2時間遅れ、序盤は池田選手が積極的に前に出て、10キロの折り返し地点では、単独トップに立ちました。

山西選手は、この時点で18位と遅れ、厳しいレース展開となりました。

池田選手は残り5キロ付近まで、トップを守りましたがその後、海外勢のスパートについていけず、大きく順位を落としました。

初出場で24歳の古賀選手は着実にペースを守って池田選手をとらえ、1時間19分2秒で日本勢トップの12位でフィニッシュしました。

池田選手は1時間19分44秒で15位、山西選手は1時間21分39秒で24位に終わり、前回大会のメダリスト2人はそろってメダル獲得はならず、入賞も逃しました。

このほかの日本勢は、5大会連続出場のベテラン、高橋英輝選手が1時間20分25秒で21位でした。

金メダルは、東京オリンピックで4位に入ったスペインのアルバロ・マルティン選手でタイムは1時間17分32秒でした。