バリ島 海面から空中に浮き上がる遊具で日本人観光客が死亡

インドネシアの観光地、バリ島で海面から空中に浮き上がる遊具に乗っていた日本人観光客の男性がおよそ3メートルの高さから海に落下し、死亡しました。警察が運営会社の安全管理に問題がなかったか、調べています。

警察によりますとインドネシアのバリ島南部のビーチで18日、ボートに引っ張られて空中に浮き上がる「フライフィッシュ」と呼ばれる遊具に乗っていた日本人観光客の親子、それにインドネシア人のインストラクターの合わせて3人が、およそ3メートルの高さから海に落下しました。

この事故で、60歳の父親が意識不明の状態で病院に運ばれ死亡が確認されたほか、15歳の息子が顔にけがをし、インストラクターもけがをしたということです。

当時、空中に浮いた遊具が突然、傾いて3人が海に投げ出されたということです。

警察が事故の原因とともに運営会社の安全管理に問題がなかったか、調べています。

現場のビーチには外国人観光客が多く訪れ「フライフィッシュ」は人気の娯楽の1つとなっていることから、地元の警察はパトロールを強化して海でのレジャー活動を提供する会社に安全管理を徹底するよう呼びかけています。