【プロ野球結果】ソフトバンク石川柊太がノーヒットノーラン

プロ野球は6試合が行われ、ソフトバンクの石川柊太投手が西武戦で史上88人目、99回目となるノーヒットノーランを達成しました。

《パ・リーグ》

ソフトバンク×西武

ソフトバンクが8対0で勝ちました。

○勝ち:石川投手4勝5敗
●負け:平良投手7勝6敗
◎ホームラン:ソフトバンク・栗原選手11号、柳田選手16号

ソフトバンク先発の石川投手はストレートが走り、テンポのいいピッチングでフォアボール3つ、デッドボール1つを出したもののヒットを許さず、ノーヒットノーランを達成しました。プロ野球でのノーヒットノーラン達成は去年8月の日本ハムのポンセ投手以来で今シーズン初、史上88人目、99回目です。

また柳田選手が3安打の活躍で通算1500安打を達成、プロ野球135人目で、節目の一打をホームランで決めました。

西武は先発の平良投手が4回7失点と崩れました。

オリックス×日本ハム

延長12回、1対1で規定により引き分けました。

日本ハムが2回、奈良間選手のタイムリーで先制、オリックスはそのウラ、頓宮選手の犠牲フライで追いつきました。

試合はその後、オリックス先発の山下投手と日本ハム先発の上沢投手の投げ合いとなり、山下投手は7回1失点、ストレートは自己最速に並ぶ159キロをマークしました。

また上沢投手は9回まで投げて1失点の好投で、両チームともリリーフ陣も無失点と粘り、引き分けました。

楽天×ロッテ

ロッテが4対1で勝ちました。

○勝ち:種市投手10勝4敗
▽セーブ:益田投手2勝3敗30セーブ
●負け:岸投手5勝4敗
◎ホームラン:ロッテ・中村奨吾選手9号

ロッテは3回、ポランコ選手のタイムリーで21イニングぶりの得点を挙げ、続くブロッソー選手も犠牲フライを打ってこの回2点を先制しました。7回には中村奨吾選手のツーランでリードを広げました。

先発の種市投手は8回1失点の好投で自身初のふた桁となる10勝目。抑えの益田投手は2年ぶりの30セーブをマークし、ロッテは連敗を3で止めました。

楽天は打線が振るわず3連敗です。浅村選手が9回にヒットを打ち、プロ野球62人目の通算3000塁打を達成しました。

《セ・リーグ》

DeNA×阪神

DeNAが2対1で勝ちました。

○勝ち:東克樹投手10勝2敗
▽セーブ:森原投手2勝7セーブ
●負け:加治屋投手1勝3敗1セーブ
◎ホームラン:DeNA・宮崎選手17号

DeNAは1点を追う4回、宮崎選手のソロホームランで追いつき、7回、山本選手のタイムリーツーベースで勝ち越しました。東克樹投手は7回を1点で抑え、5年ぶりのふた桁勝利となる10勝目をあげました。

阪神は同点の7回に満塁のチャンスを作りましたが、勝ち越せませんでした。

広島×巨人

巨人が5対4で勝ちました。

○勝ち:菊地投手3勝3敗
▽セーブ:中川投手1勝3敗5セーブ
●負け:矢崎投手4勝2敗22セーブ
◎ホームラン:巨人・浅野選手1号

巨人は3点を追う5回、ドラフト1位のルーキー、浅野選手のプロ初ホームランとなるツーランで追い上げ、2点をリードされた8回には秋広選手と門脇選手のタイムリーで同点に追いつきました。そして9回、岡本和真選手のタイムリーツーベースで勝ち越しました。

広島はリリーフ陣が打ち込まれて序盤のリードを守りきれず、逆転負けを喫しました。この結果、阪神の優勝へのマジックナンバーが1つ減って「28」となりました。

ヤクルト×中日

ヤクルトが10対2で勝ちました。

○勝ち:ピーターズ投手6勝3敗
●負け:仲地投手1勝4敗
◎ホームラン:ヤクルト・長岡選手3号、オスナ選手17号

ヤクルトは同点の4回、武岡選手のタイムリーツーベースと長岡選手のスリーランで4点を勝ち越し、その後もオスナ選手のツーランなどで得点を重ねました。

先発のピーターズ投手は6回1失点で6勝目を挙げました。村上選手は試合前に体調不良のため新型コロナの特例で1軍の出場選手登録を抹消されました。

中日は先発したルーキーの仲地投手がフォアボール5つとコントロールに苦しみ、5失点で4敗目を喫しました。

岡林選手は3回にツーベースを打って連続試合安打を「29」に伸ばし、歴代9位に並ぶとともにプロ野球記録の「33」まであと「4」試合としました。