サッカー女子W杯決勝 第4審判に 山下良美さん

サッカー女子ワールドカップの決勝の審判員が発表され、日本から選ばれた山下良美さんが主審の判定の支援などをする第4審判を務めることになりました。

FIFA=国際サッカー連盟は、20日オーストラリアのシドニーで行われるサッカー女子ワールドカップの決勝、スペイン対イングランドの審判員を発表し、第4審判を山下良美さんが担当することになりました。

第4審判は主審の判定の支援などが主な役割で、選手交代の際には背番号が記された表示板を掲げたり、会場にアディショナルタイムを知らせたりします。

なお、主審はアメリカのトリ・ペンソ氏、副審はいずれもアメリカのブルック・メイヨ氏とキャスリン・ネスビット氏が務めます。

山下さんは先月20日の開幕戦、ニュージーランド対ノルウェーの試合で主審を務め、ファウルをした選手をいさめたり、判定に対する抗議にもきぜんとした姿勢を見せたりして試合をコントロールし、大舞台で大役を果たしています。

去年行われた男子のワールドカップカタール大会でも初めての女性の審判員の1人として選ばれ、1次リーグで第4審判を6試合務めました。