株価 一時300円以上下落 中国経済の先行きへの懸念強まる

18日の東京株式市場は、中国経済の先行きへの懸念が強まったことなどから日経平均株価は一時、300円以上下落しました。

▽日経平均株価、18日の終値は17日の終値より175円24銭安い3万1450円76銭、
▽東証株価指数=トピックスは、15.77下がって2237.29、
▽一日の出来高は11億9796万株でした。

18日の東京株式市場、中国経済の先行きへの懸念が強まったことなどから日経平均株価は一時、300円以上下落し、終値では175円余りの値下がりとなりました。

株価が値下がりしたのは、中国の不動産大手『恒大グループ』が17日、アメリカの裁判所に連邦破産法の適用を申請し、中国経済の先行きへの懸念が強まったためです。

これを受けて東京市場では、工作機械や小売など幅広い銘柄に売り注文が出ました。

一方、アメリカでは長期金利の上昇を背景に株価の下落が続いていて、これも日本企業の株価を下押しする要因となっています。

このように東京市場では、中国やアメリカといった海外経済のリスクが意識されるようになっています。