世界陸連 有森裕子さんが新理事に 女子マラソンのメダリスト

世界陸連の新しい理事に、女子マラソンのオリンピックメダリストである有森裕子さんが選ばれました。

世界陸連は17日、今週、世界選手権が開幕するハンガリーのブダペストで総会を開きました。

そして、役員改選の結果、有森さんが新しい理事に当選しました。日本人では、これまで2期を務めた日本陸上競技連盟の前の会長、横川浩さんに続いての当選で、任期は4年です。

有森さんは岡山県出身の56歳。オリンピックの女子マラソンではバルセロナ大会で銀メダル、アトランタ大会で銅メダルを獲得し、40歳で現役を引退しました。

有森さんは現役時代から国際協力のボランティア活動を続けているほか、日本陸連の副会長としてマラソンの普及や発展に携わってきました。

世界陸連の会長には現職のセバスチャン・コー氏が3期目の当選を果たしています。