台風7号 浸水被害など相次ぎボランティア受付開始 京都 福知山

台風7号の影響で、住宅の浸水被害などが相次いだ京都府福知山市では、17日から災害ボランティアの事前の受け付けが始まり、事務所には希望者からの電話が相次いでいます。

福知山市ではこれまでに、住宅地への土砂の流入などのほか、住宅の床上や床下が水につかる被害が50件以上、確認されています。

住民たちの復旧作業をサポートしようと、市の社会福祉協議会は、作業を手伝う災害ボランティアの事前の受け付けを17日から始めました。

事務所には、希望者からの電話が朝から相次いでいて、午後4時までに44人を受け付けたということです。

また「住宅の土砂を取り除いてほしい」といった被災者からの支援の依頼もこれまでに11件、受け付けたということです。

ボランティアたちは、19日から今月23日までの期間、被災者のニーズにあわせて、活動する予定になっています。

福知山市社会福祉協議会の夜久豊基会長は「被災地は高齢化も進み1人暮らしの人もいる。1日も早い復旧のために多くの方の参加をお願いしたい」と話していました。

ボランティアに応募できるのは京都府内に住む人か福知山市に隣接する兵庫県の一部の地域に住む人で、申し込みの電話番号は
▽災害ボランティアが0773-25-3024
▽被災者の支援の依頼は0773-25-3023です。