セーリングの世界選手権は8月11日からオランダで行われていて、このうち、パリオリンピックで実施される男女混合470級は16日、5日目のレースが行われました。
初日からトップに立っていた日本の岡田選手と吉岡選手のペアは、この日も堅実なレース運びで合計40ポイントとし、2位のスペインのペアに38ポイント差をつけて、17日の上位10艇によるメダルレースを前に金メダル獲得を決めました。
日本勢の世界選手権優勝は2018年以来5年ぶりで、これによって日本はパリオリンピックから男女混合に変更されるこの種目のパリ大会出場枠を獲得しました。
岡田選手は「最後のレースは16位以内だったら優勝が確定すると分かっていたので、2位のスペイン艇をマークしながら走った。あすのメダルレースは気楽に走りたい」とコメントしています。
日本セーリング連盟によりますと、パリオリンピックの日本代表選手は、来年行われる選考対象の大会の成績などをもとに決めるということです。

セーリング世界選手権 岡田・吉岡ペア金メダル 男女混合470級
オランダで行われているセーリングの世界選手権の男女混合470級で、岡田奎樹選手と吉岡美帆選手のペアが金メダル獲得を決め、日本はこの種目のパリオリンピック出場枠を獲得しました。