東海道新幹線 新大阪駅などで車両を「列車ホテル」として用意

大雨の影響でダイヤが大幅に乱れた東海道新幹線では、新大阪駅と東京駅、名古屋駅の3つの駅で新幹線の車両がいわゆる「列車ホテル」として用意されました。

このうち新大阪駅では、接続する在来線の運行が終わった乗客のために、ホームに止まった新幹線の車両が休憩用に開放されました。

17日午前3時ごろに新大阪駅の新幹線のホームで撮影された画像では、多くの人が「列車ホテル」を利用しようと列を作っている様子がわかります。

撮影した男性は静岡県からおよそ4時間遅れで出発した新幹線に乗車したということですが、新大阪駅に到着したのは午前2時前で、終電がなかったため、自宅に戻れなくなったということです。

また、駅の構内でも多くの人たちが一夜を明かしました。

17日午前1時半ごろに改札内のコンコースを撮影した画像では、多くの人で混雑している様子がわかります。

撮影した男性は午前1時半ごろに東京から到着し、駅近くのホテルが満室で、列車ホテルも利用できなかったため、ホームのベンチで朝まで待つことにしたということです。

JR東海は列車ホテルや駅構内で過ごす人たちに水と非常食を配布したということです。