政治
岩手県知事選挙 現職と新人が立候補 事実上の与野党対決の構図
岩手県知事選挙に立候補したのは届け出順に、いずれも無所属で
▽5期目を目指す現職の達増拓也氏(59)と
▽新人で公明党県本部が支持する元岩手県議会議員の千葉絢子氏(45)の2人です。
▽達増氏は立憲民主党など野党側の支援を
▽千葉氏は支持を受けた公明党に加えて自民党の支援も受けていて、事実上の与野党対決の構図となっています。
2人は届け出を済ませたあと、街頭などで支持を呼びかけました。
達増拓也候補は「結婚や出産、子育てが両立するような働き方や、十分な賃金が得られる職場を岩手に作っていかなければならない。岩手からこそ全国を変え、また世界に対しても働きかけていくことができる。それをしなければならない」と訴えました。
千葉絢子候補は「人口減少社会の中でもしっかりと経済成長を実現し、100年先も安心してここで家族をつくり、仕事をし、安心して年をとっていける岩手をつくっていくと確信している。私たちは変えられる。一生懸命頑張らせていただく」と訴えました。
選挙戦では
▽現職の4期16年にわたる県政運営に対する評価のほか
▽人口減少対策や
▽物価高騰の影響を受けた経済対策などをめぐって論戦が交わされる見通しです。
岩手県知事選挙は17日間の選挙戦を経て、来月3日に投票が行われ、即日開票されます。