pictBLandなど運営会社 不正アクセスで個人情報漏えいのおそれ

SNSの「pictBLand」などを運営する名古屋市の会社は、データベースに不正アクセスがあり、ユーザーのメールアドレスやパスワードなどが漏えいしたおそれがあると発表しました。

ユーザーの情報が漏えいしたおそれがあるのは、SNSサービスなどを展開する名古屋市の「GMW」です。

会社によりますと14日ごろから運営するサービスのウェブサイトを閲覧しようとすると不正なサイトにつながる現象が発生し、調べたところ、データベースに対し、不正アクセスが行われ、情報が漏えいしたおそれがあることがわかったということです。

漏えいしたおそれがあるのは、SNSの「pictBLand」とオンライン即売会サービス「pictSQUARE」のメールアドレスとパスワードで、「pictSQUARE」では口座情報や住所も含まれているということです。

このうち、SNSは累計のユーザーがおよそ130万人いて、会社は別のサービスで同じパスワードを使い回している場合は変更すること、不審なメールが来ても書かれたリンクはクリックしないよう注意を呼びかけています。

会社は「警察など公的機関とも連携し、事態の早期収束に向けて全力で取り組んでおります」などとコメントしています。