ラグビー日本代表 来月開幕のW杯へ 国内最後の合宿スタート

9月に開幕するラグビーワールドカップフランス大会に臨む日本代表は、16日、東京 府中市で国内最後の合宿をスタートさせました。

ラグビーワールドカップフランス大会は9月8日に開幕します。

日本代表は、15日、登録メンバー33人のうち30人が発表され、16日、大会に向けて東京 府中市で国内最後の合宿をスタートさせました。

3日間にわたって行われるこの合宿は、本番に向けてプレーの連係を確認したり、一体感を高めたりするねらいがあります。

16日は日本代表に加え、けが人などが含まれるメンバー候補の6人が参加して接点での攻防などを確認していました。

キャプテンの姫野和樹選手やチーム最年長の堀江翔太選手、それにリーチ マイケル選手といった中心選手がキレのある動きを見せていました。

メンバー候補の選手では、危険なタックルで3試合の出場停止処分となっているフランカーのピーター・ラブスカフニ選手が全体練習に参加した一方、けがで出遅れているロックのワーナー・ディアンズ選手やアマト・ファカタヴァ選手は練習に入らず、グラウンドの脇で見守っていました。

世界ランキング14位の日本代表は18日まで合宿を行ったあと、19日にヨーロッパに向けて出発し、日本時間の27日未明に世界13位のイタリアとテストマッチを行って本番に備えます。

堀江選手は、練習後取材に応じ「代表に選ばれたがここがゴールではない。ここからどれだけチームがガラッと変われるか、どれだけ成長できるかだと思う。一丸となってイタリア戦に向かっていきたい」と話しました。