超党派の議員連盟メンバー67人「終戦の日」に靖国神社を参拝

「終戦の日」の15日、超党派の議員連盟のメンバー67人がそろって靖国神社に参拝しました。

超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」は、毎年、春と秋の例大祭と、8月15日の「終戦の日」に靖国神社に参拝しています。

新型コロナの感染拡大の影響で「終戦の日」に一斉参拝するのは4年ぶりで、15日午前10時すぎ、自民党や日本維新の会などの国会議員あわせて67人がそろって参拝しました。

このうち岸田内閣からは副大臣と政務官あわせて8人が参拝しました。

参拝のあと議員連盟の副会長を務める自民党の逢沢 元国会対策委員長は記者会見し「過酷な歴史、戦争の記憶などの風化はあってはならない。若い世代に戦争の悲惨さや平和の尊さを受け止め考えてほしいという祈りや思いを込めて参拝した」と述べました。

また、現職の総理大臣の参拝見送りが続いていることについて「日本国民を代表する重い立場の方が戦争とどのように向き合い行動するか、まさに政治家の真価が問われる。ことばや行動を通じ国民が納得のいく行動をとることを心から願っている」と述べました。