万博の海外パビリオン 2か国目のチェコが基本計画書提出

再来年の大阪・関西万博で海外の国や地域がみずから建設するタイプのパビリオンについて、準備の遅れが指摘される中、建設許可の申請に向けて2か国目の「基本計画書」が大阪市に提出されました。関係者によりますとチェコだということです。

再来年の大阪・関西万博をめぐっては、これまでに153の国と地域が参加を表明し、このうち50か国余りが、みずから費用を負担してパビリオンを建設することになっています。

パビリオンの着工には大阪市に「仮設建築物」の建設許可を申請する必要があり、先月下旬に韓国が申請の前に提出する「基本計画書」を提出していました。

大阪市によりますと14日、新たに2か国目が「基本計画書」を提出したということです。

関係者によりますと提出したのはチェコだということです。

海外のパビリオンの建設については
▽前のドバイ万博が1年遅れで開催されたことや
▽資材が高騰していることなどを背景に準備の遅れが指摘され、博覧会協会や政府が
▽施工できる建設会社の紹介や
▽一部工事の発注の代行など、支援に乗り出しています。