阪神 梅野隆太郎 ヤクルト戦のデッドボールで骨折 復帰は未定

プロ野球・阪神のキャッチャー、梅野隆太郎選手が13日夜に行われたヤクルト戦で左手首の付近にデッドボールを受けました。球団は手首とひじの間の「尺骨」の骨折と診断されたと発表しました。

梅野選手は13日夜のヤクルト戦に先発出場し、阪神が4対3でリードして迎えた5回の1アウトランナーなしの場面で、今野龍太投手から左手首の付近にデッドボールを受けて倒れ込みました。

その後、トレーナーとともにベンチ裏に下がって交代しました。

試合後、球団は大阪市内の病院で手首とひじの間の「尺骨」の骨折と診断されたと発表しました。

復帰までの期間は明らかになっていません。

岡田彰布監督は試合後「ことしは無理でしょ」と話し、今シーズンでの復帰は難しいとの認識を示したうえで「あそこは、デッドボールになりそうな厳しいコースに投げる場面でもない。骨折までいくと非常に困る」と話していました。

梅野選手は今シーズン、同じキャッチャーの坂本誠志郎選手と併用される形で開幕から投手陣をけん引していて、18年ぶりのリーグ優勝を目指す中、勝負どころのシーズン終盤に向けて、守りの要の離脱は大きな痛手となります。