藤浪晋太郎 160キロ超ストレート連発 大リーグで初セーブ

大リーグ、オリオールズの藤浪晋太郎投手は13日、相手の本拠地、シアトルで行われたマリナーズ戦で延長10回にリリーフ登板して160キロを超えるストレートでリードを守り、大リーグで初セーブをあげました。

3対3の同点で延長に入った10回、オリオールズはツーランホームランで2点を勝ち越し、そのウラ、藤浪投手が6人目でマウンドにあがりました。

ノーアウト二塁から始まるタイブレークで、最初のバッターに対してストライクが入らずにボールが3つ続きたまらずキャッチャーがマウンドに行って間を取りました。

このあと藤浪投手は160キロを超えるストレートをストライクゾーンに立て続けに投げ込み、空振りの三振に抑えます。

続くバッターへの初球はワイルドピッチでランナーが三塁に進みましたが、力強いストレートで浅いレフトフライに打ち取りました。

3人目のバッターにはこの日最速の163.5キロをマークし、最後は162.8キロのストレートでショートゴロに打ち取って控えめにガッツポーズを見せました。

オリオールズは5対3で勝って2連勝。

藤浪投手は1イニングを無失点に抑え、大リーグで初めてセーブをマークしました。

防御率は7.99に改善しました。