沖縄 伝統の手こぎ船で競う「全島ハーリー大会」4年ぶり開催

沖縄伝統の手こぎの船で速さを競う「全島ハーリー大会」が13日、沖縄県名護市で4年ぶりに開かれ、130余りのチームが白熱したレースを繰り広げました。

「ハーリー甲子園」とも呼ばれるこの大会は、新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となり、さらに台風6号の影響で1週間遅れての実施となりました。

会場となった沖縄県名護市の名護漁港には、県内各地から130余りのチームが集まりました。

沖縄伝統の手こぎの船には12人が乗り込み、鐘を鳴らしたり声をかけあったりしながら力強く船を進めていました。

レースでは300メートルのコースで速さが競われ、白熱した展開に見守った人たちからは盛んに声援が送られていました。

職場の同僚と参加した名護市の男性は「参加するのは初めてで楽しかったです。みんなで一致団結をしないと船が進まないと感じました。このチームワークを職場でも生かしたいです」と話していました。