新型の迎撃ミサイル 日米で共同開発へ 首脳会談で合意の見通し

地域の安全保障環境が厳しさを増す中、日米両政府は「極超音速ミサイル」など、探知しにくい兵器を迎撃できる新型ミサイルの共同開発を始める方向で調整を進めています。今月、アメリカで行われる日米首脳会談で合意する見通しです。

アジア太平洋地域の安全保障環境をめぐっては、北朝鮮や中国などが、音速のおよそ5倍の速さで飛行する「極超音速ミサイル」や、変則的な軌道で飛行する弾道ミサイルといった探知しにくい兵器の開発を進めていて、現状では対応が困難だと指摘されています。

こうした中、日米両政府は、抑止力と対処力を強化するため、一連の兵器を迎撃できる新型ミサイルの共同開発を始める方向で調整を進めています。

また、探知能力そのものを向上させるため、多数の小型衛星を連携させて、情報収集能力を高めるシステム「衛星コンステレーション」の構築に向けた協力も強化したい考えです。

岸田総理大臣は、8月17日から日米韓首脳会談に出席するためにアメリカを訪問するのにあわせて、バイデン大統領との日米首脳会談に臨むことにしていて、調整がつけば、一連の対応について首脳間で合意する見通しです。