国際

“米は世界最大の不安定要因” 中国 王毅外相が米をけん制

中国の王毅外相は11日、訪問先のシンガポールでリー・シェンロン首相と会談し「アメリカが世界最大の不安定要因だ」と述べ、中国包囲網ともいえる動きを進めるアメリカをけん制した形です。

中国の王毅外相は、10日から4日間の日程で東南アジアを訪問していて、11日は、シンガポールでリー・シェンロン首相と会談しました。

中国外務省によりますと、この中で王外相はアメリカについて「『台湾独立』勢力を容認し、中国の越えてはならない一線まで来ているうえ、中国に対する一方的な保護主義を他国に強制している」と述べ、強く非難しました。

その上で「時代に逆行する行為は自身の信用を損なうだけでありアメリカが現在の世界で最大の不安定要因になったことを証明している」と述べたということです。

アメリカが台湾への関与を強め、中国への先端半導体などの輸出規制を強化して中国包囲網ともいえる動きを進める中、中国としてはアメリカをけん制した形です。

これに対し、リー首相は中国との協力を推進する考えを示した上で「現在の世界は決して平和ではない。大国が主導的な役割を発揮し、ウィンウィンの結果を追求するよう期待する」と応じたとしています。

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