ゴルフ 全英女子オープン 畑岡ら日本勢4人が首位と2打差発進

女子ゴルフの海外メジャー、今シーズンの最終戦、全英女子オープンは10日、イギリスで第1ラウンドが行われ、メジャー初優勝を目指す畑岡奈紗選手をはじめ、勝みなみ選手と19歳の櫻井心那選手、それに穴井詩選手の日本勢4人が首位に2打差の7位でスタートしました。

ことしの全英女子オープンはイギリス南部のウォルトンヒースゴルフクラブで開幕し、日本選手は16人が出場しています。

先月行われた海外メジャーの2つの大会で最終日を最終組で回り、優勝まであと一歩に迫った畑岡選手は、バーディー6つ、ボギー2つ、ダブルボギー1つの2アンダーで回りました。

同じく2アンダーには、今シーズンからアメリカツアーに本格参戦している勝みなみ選手と、ともに初出場で、今シーズン国内ツアーで2勝ずつ挙げている櫻井選手と穴井選手がつけ、日本勢は4人が首位に2打差の7位でスタートしました。

さらに1打差の1アンダー、19位には西村優菜選手と、今シーズン国内ツアーで4勝を挙げ、賞金ランキングトップの山下美夢有選手、それに岩井姉妹の双子の妹で初出場の岩井千怜選手の3人がつけています。

また、古江彩佳選手と初出場の川崎春花選手がイーブンパーの33位につけています。

このほかの主な日本選手は、メジャー2勝目を狙う笹生優花選手が2オーバーの81位、2019年にこの大会を制した渋野日向子選手は3オーバーの103位、高校生でアマチュアの馬場咲希選手は4オーバーの114位と出遅れました。

アメリカのアリー・ユーイング選手が4アンダーで単独首位に立ちました。