4年ぶりに夜空彩る 岐阜 長良川で花火大会

11日夜、「ぎふ長良川花火大会」が4年ぶりに岐阜市で開かれ、大勢の人が夜空を彩る花火を楽しみました。

岐阜市の長良川では、これまで7月と8月に2つの花火大会が開かれていましたが、新型コロナの影響などで去年まで3年連続でそれぞれ中止となっていました。

しかし、再開を待ち望む声も多く、主催する花火の実行委員会は去年12月、2つの大会を一本化し「ぎふ長良川花火大会」として開催することを決めました。

花火の打ち上げは午後8時ごろから始まり、5色の花火が一斉に打ち上げられると会場は大きな拍手に包まれました。

訪れた人たちは花火が打ち上がるたびに歓声を上げたり、カメラで撮影したりして、4年ぶりとなる花火大会を楽しんでいました。

今回の大会で初めて設けられたおよそ1万7000の有料の観覧席は完売したということです。

岐阜県岐南町から来た家族は「久々に花火を見ることができてうれしかったです。これからも家族で来ることを恒例にしたいです」と話していました。

また、愛知県稲沢市から来た2人組は「音楽と合わさった神秘的な感じが印象に残りました。愛知から来たかいがありました」と話していました。