澤村投手は今月2日にコンディション不良のため、1軍の選手登録を抹消されていました。
球団によりますと、先月後半から頭痛の症状を訴えるようになり、その後、都内の病院に検査入院した結果、脳の血管がけいれんし、激しい頭痛を起こす「可逆性脳血管れん縮症候群」と診断されたということです。
澤村投手は今月7日に退院していて、症状は改善傾向にあるということですが、今月下旬までは激しい運動を控えて、その後状態に問題がなければ通常の練習を再開する予定だということです。
澤村投手は球団を通して、「完治すると説明を受けていますので、しっかりと向き合いながら治療をしていきたいと思います。この大事なタイミングでマウンドで投げることができないのはとても悔しいですが、ファンのみなさまとグラウンドで再会できる日を楽しみに治療に取り組んでいきます」とコメントしています。
澤村投手は大リーグのレッドソックスを自由契約となり、今シーズン、かつて所属していたロッテに復帰し、ここまで中継ぎとして29試合に登板して防御率5.14の成績でした。

ロッテ 澤村 激しい頭痛起こす「可逆性脳血管れん縮症候群」に
プロ野球・ロッテはリリーフの澤村拓一投手が、脳の血管がけいれんし、激しい頭痛を起こす「可逆性脳血管れん縮症候群」と診断されたと発表しました。