肉の無人販売所 3日連続盗難被害 警察に被害届提出 静岡 浜松

今月上旬、浜松市にある肉の無人販売所で、3日連続で大量の商品が盗まれる被害がありました。店内の防犯カメラには犯行の一部始終が写っていて、店では警察に被害届を出し、防犯カメラの数を増やすなどの対策をとっています。

被害があったのは浜松市中区高林にある肉の無人販売所です。

去年12月にオープンしたこの店では120種類を超える肉やデザートを販売していて、客はセルフレジを使って会計する仕組みです。

店の防犯カメラには今月1日の午前1時すぎ、1人の人物が店の商品をバッグに入れて、会計をしないまま持ち去る様子が記録されています。

防犯カメラには翌日の2日、そして3日にも、よく似た人物が商品を持ち去る様子が記録されていて、店によりますと盗まれた商品は100点を超え、被害額はおよそ9万円にのぼるということです。

店では2日目の事件の後、防犯カメラに写った人物の映像を店内のモニターに映し出すなどして盗みをやめるよう呼びかけましたが、3日目も被害があり、警察に被害届を出して、防犯カメラの数を増やすなどの対策をとっています。

店のオーナーの後藤雅英さんは「いつでも気軽に買いに来られるということで営業しているので、今回の事件は悔しく、憤りを感じています。犯人が早く捕まってほしいです」と話していました。