沖縄 玉城知事 今年度中に台湾訪問の意向

台湾をめぐる問題など日本をとりまく安全保障環境が厳しさを増す中、沖縄県の玉城知事は記者会見で今年度中に台湾を訪問したいという意向を示しました。

台湾をめぐる問題など日本をとりまく安全保障環境が厳しさを増す中、沖縄県は、ことし4月新たに「地域外交室」を設け、県独自に海外との交流を進めています。

7月には、玉城知事が河野洋平元衆議院議長を団長とする訪問団に参加する形で中国を訪れ李強首相らと会談しました。

玉城知事は10日の記者会見で台湾への訪問について問われ、「年度内に訪問する方向で日程は焦ることなく丁寧に調整しどのような方々とお会いできるのか台湾側としっかりと連携していきたい」と述べました。

また、「来年1月の総統選挙になるべく近くない時期の方がお互いに余裕を持って対応できるのではないか」と述べ総統選挙前後の訪問は避けたいという考えを示しました。