東京都教員採用試験で4896人に誤った日付と会場を案内 都教委

今月中旬に行われる東京都の教員採用試験の2次選考の案内で、都教育委員会が誤った日付と会場を記載したものをおよそ4900人の受験者に送ったと発表しました。

都教育委員会によりますと、都内公立学校の教員採用試験の2次選考に伴う面接が今月18日から20日までの3日間、都内9つの会場で行われます。

教育委員会は7日、2次選考の案内を受験者6381人に郵送しましたが、このうち、4896人に対し、誤った日付と会場を記載したものを郵送したということです。

郵送後に担当者が案内のデータを確認していたところ、誤りに気付き、教育委員会は受験者に対し、メールや郵送で謝罪したうえで、正しい日付と会場を周知したということです。

案内の郵送は外部の委託業者が行っていますが、教育委員会の担当者が誤ったデータを業者に送ったことなどが原因だということです。

教育委員会は「誤った案内に従って会場に来てしまった受験者にも不利益がないようにしたい。再発防止のために複数人による再確認の徹底を図っていく」としています。