大阪・関西万博 成功に向け政府与党一体で 自民 推進本部会合

再来年の大阪・関西万博で海外パビリオンの建設の遅れが指摘される中、自民党は推進本部の会合を開き、万博は国家的事業だとして、政府与党が一体となって成功に向けて取り組むことを確認しました。

大阪・関西万博をめぐっては、海外の国や地域がみずから費用を負担して56のパビリオンを建設することになっていますが、準備の遅れが指摘されています。

こうした中、万博の誘致に取り組んできた自民党の推進本部が会合を開き、本部長を務める二階元幹事長は「万博は国家の威信をかけて成功させる必要があり、党を挙げて全力を尽くしたい」と述べました。

また会合に出席した岡田万博担当大臣は「建設が間に合うよう、参加国と建設業界の双方に協力をお願いしている。オールジャパンの体制で乗り越えていく」と強調しました。

会合では、万博は国家的事業だとして、政府与党が一体となって成功に向けて取り組むことを確認しました。

一方、出席した議員からは、大阪府や大阪市にリーダーシップを求める意見が出されたほか、必要な建設資材が高騰していることを踏まえ、政府が支援措置を検討すべきだという指摘も出されました。