元衆院議員 畑英次郎氏が死去 94歳 農相や通産相を務める

細川内閣と羽田内閣で農林水産大臣や通産大臣を務めた元衆議院議員の畑英次郎氏が今月4日、老衰のため亡くなりました。94歳でした。

畑氏は出身地である大分県日田市の市長を3期務めたあと、1979年に衆議院の旧大分1区で自民党から立候補し、初当選しました。

1993年に自民党を離党してからは新生党などさまざまな新党に参加し、その間、細川内閣で農林水産大臣、羽田内閣で通産大臣を務めました。

1998年に民主党に移り党の副代表を務めましたが、世代交代の必要性などを理由に2000年の衆議院選挙に立候補せず、政界を引退しました。

畑氏は引退した年の叙勲で勲一等瑞宝章を受章し、その後は地元でケーブルテレビ会社の社長などを務めました。

関係者によりますと畑氏は、日田市内の高齢者施設に入所していましたが今月4日午前8時すぎ、老衰のため亡くなったということです。

94歳でした。