札幌 駐車場 作業員11人搬送 一酸化炭素中毒か 命に別状なし

8日未明、JR札幌駅近くの地下駐車場で、壁の貼り替え工事を行っていた作業員11人が体調不良を訴え病院に搬送されました。全員、意識はあり、命に別状はないということで、警察や消防は、現場で発電機が使用されていたことなどから一酸化炭素中毒の疑いがあるとみて、当時の状況を調べています。

警察と消防によりますと、8日午前2時ごろ、札幌市中央区のJR札幌駅南側にあるデパートの地下駐車場で、「壁の貼り替え工事にあたっていた作業員が体調不良を訴えている」と、現場の作業員から消防に通報がありました。

消防によりますと、現場で作業をしていた20代から70代の男性作業員11人が後頭部や首の痛みを訴え、病院に搬送されましたが、いずれも意識はあり会話ができる状態で、命に別状はないということです。

当時、現場で発電機が使用されていたことなどから、警察や消防は、一酸化炭素中毒の疑いがあるとみて、当時の状況を調べています。