国際

韓国 ネットで殺害予告相次ぐ 特殊部隊投入など異例の警戒態勢

韓国では、先月から今月にかけて、市民が刃物で無差別に襲われる事件が立て続けに起きて以降、インターネット上で殺害予告が相次いでいます。警察が特殊部隊や装甲車を投入し異例の警戒態勢を敷いていて、韓国政府としては国民の不安の払拭(ふっしょく)につなげたい考えです。

韓国では先月21日、首都ソウルで男が刃物で次々と通行人を襲って1人が死亡、3人がけがをしたのに続き、今月3日にもソウル近郊の商業施設で男に無差別に切りつけられるなどして、1人が死亡、13人がけがをする事件が起きました。

それ以降、インターネット上で殺害を予告する書き込みが相次いでいて、現地の警察は各地で警備にあたる警察官を増員するなど、対応に追われています。

このうちソウルのカンナム(江南)駅周辺では、8日も警察が特殊部隊や装甲車を投入し異例の警戒態勢を敷いていて、武装した隊員が商業施設などをパトロールしていました。

30代の女性は「事件が起きてみな怖がっている。警備の威圧感はあるが、市民は安心できると思う」と話していました。

韓国メディアによりますと、インターネット上に殺害予告を書き込んだなどとして警察は7日までに59人を特定し捜査を進めていて、このうちの半数以上が10代で「悪ふざけ」の書き込みが大半だとみられるということです。

ハン・ドクス(韓悳洙)首相は8日の閣議で「国民の不安を引き起こすだけでも深刻な犯罪だ」と述べて、取締りの徹底を指示し韓国政府としては国民の不安の払拭につなげたい考えです。

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