台風6号 沖縄 飛行機欠航で5日間ホテルに足止めされた人は

台風6号の影響で沖縄では航空機が欠航し、足止めされて行き来できなくなる人が相次ぎました。

那覇空港は7日、3日ぶりに開館しましたが、それまで5日間ビジネスホテルからほとんど出られなかった人もいます。

これからお盆の時期を迎え帰省などで長距離移動の機会が増えますが、最新の台風の進路や交通情報に注意してください。

東京でイベント企画会社を経営する40代の男性は、撮影の仕事のため、今月3日から社員と一緒に2泊3日の予定で沖縄に入りました。

屋内の撮影は無事に終えましたが、今月5日に東京に戻るために那覇空港から搭乗する予定だった飛行機は台風の影響で欠航になりました。

5日の那覇空港

那覇空港は5日、6日と閉館となり、全便が欠航となっていて男性は沖縄入りしてから5日間、那覇市内のビジネスホテルでほとんど外出することなく延泊を余儀なくされたということです。

男性は延泊することができましたが、中にはホテルが満室で延泊することがができず、雨や風が強い中、別のホテルに移動していく家族連れの姿も見られたということです。

また、ホテルの近くのコンビニは品薄状態で、おにぎりや弁当の棚も空になっていて、5日の夕食はカップ麺とおにぎり1個で済ませたということです。

男性が撮影したコンビニの棚

那覇空港は7日、3日ぶりに開館し、運航が再開されましたが、男性が帰りの便を予約しようとしたところ、日中の便は次々と埋まっていき、サイトにアクセスし続けてなんとか夜の便を確保することができたということです。

7日の那覇空港

男性は「台風でもしかしたら帰れなくなるかもしれないと思って荷物も多めに持ってきましたが、いざ部屋からずっと出られなくなるとストレスを感じました。今日中に帰ることができてほっとしています」と話していました。

台風6号の影響で、今後も空の便や鉄道など交通機関が乱れることが予想されます。最新の台風の進路や交通情報に注意してください。