熊本 人吉 幽霊の掛け軸で知られる永国寺で「ゆうれい祭り」

幽霊の掛け軸が残されていることから「ゆうれい寺」として知られる熊本県人吉市の「永国寺」で「ゆうれい祭り」が行われました。

人吉市の「永国寺」には室町時代に寺を建立した和尚が本堂裏の池に現れた幽霊を描いたとされる掛け軸が残されています。

夏の風物詩の「ゆうれい祭り」は新型コロナや豪雨災害の影響で去年まで3年連続で中止となり、5日の夜は4年ぶりの開催となりました。

地元の住民でつくる実行委員会のメンバーが幽霊にふんして参道や幽霊屋敷に姿を現すと、驚いた子どもたちは悲鳴を上げたり、泣きだしたりしていました。

小学生の女の子は「血まみれの首が落ちてきたり、おどかしてきたりしてすごく怖かったです」と話していました。

鹿児島市から家族で訪れた父親は「娘は泣き、息子はパニックになるほど怖がっていました」と話していました。