「水上ゴザ渡り」子どもたちが挑戦 渡りきるコツは 静岡 富士

池に浮かべたゴザの上を忍者のように駆け抜ける「水上ゴザ渡り」が静岡県富士市で行われ、夏休み中の子どもたちが挑戦しました。

「水上ゴザ渡り」は、富士市にある県営公園「富士山こどもの国」が、毎年、夏休みに合わせて行っているイベントです。

園内の池にはゴザを敷いた幅90センチのベニヤ板が対岸に渡れるように浮かべられ、参加者はおよそ27メートルの距離を一気に駆け抜けます。

ゴザの上に乗ると徐々に沈んでいくため、参加した子どもたちはうまくバランスを取りながら走り抜け、保護者や友達から声援が送られていました。

また、挑戦した保護者の中には、途中で足が水につかってしまう人もいて、懸命に足を運んでなんとか対岸までたどりついていました。

家族4人で参加した女の子は「ちょっと怖かったけど、やってみたら楽しかったです」と話し、母親は「すぐ沈んじゃうのでバランスをとるのが難しかったです」と話していました。

また、友達と訪れていた神奈川県の男の子は「途中で池に落ちました。きょうの話を家族に教えたいです」と話していました。

富士山こどもの国の山田瑞穂さんは「止まらずに走ることが渡りきるコツです。ぜひ思い出を作って帰ってほしいです」と話していました。

この催しは今月27日まで行われています。