自動車解体会社の工場で火災 従業員1人けが 兵庫 三田

5日午後、兵庫県三田市の自動車解体会社で工場が燃える火事があり、従業員1人がけがをしました。

5日午後2時すぎ、三田市東本庄の自動車解体会社「オートパーツ光伸」の工場で「ガソリンに引火した」と消防に通報がありました。

消防車など12台が出て、現在も消火活動にあたっています。

現場には一時、炎と大きな黒い煙が立ち上り、近くに住む4人が工場の南、およそ500メートルの公民館に避難しました。

警察によりますと、従業員1人がけがをして市内の病院で手当てを受けているということですが、意識はあるということです。

警察と消防が火事の原因などを調べています。

現場は、JR福知山線相野駅の北東およそ3キロの住宅や工場などが並ぶところです。

近くに住む男性「爆発の音が何度も」

工場の近くに住む70代の男性は「赤い炎とかなりの量の煙が出たほか、爆発の音が何度もしました。警察が来て、一時的に避難するように言われ公民館に逃げました。風向きが逆だったのでまだよかったが、近所でこのような火事があるのは怖いです」と話していました。