「ガンダム」と名産品がマンホールふたに 地域活性化へ 滋賀

人気アニメ「機動戦士ガンダム」と大津の名産品や夏の風物詩が描かれたマンホールのふたが滋賀県大津市に贈られ、3日、びわ湖のそばの公園に設置されました。マンホールのふたの贈呈は「バンダイナムコグループ」による地域活性化プロジェクトとして全国で行われていて、関西では今回が初めてです。

3日は大津市内のホテルで、2種類のデザインが披露されました。

東海道の宿場町だった大津市に江戸時代から伝わる土産物の絵画「大津絵」の鬼とガンダムが並んだ絵柄、それに、びわ湖の花火を背景に水陸両用モビルスーツ「ズゴック」が立っている絵柄があります。

お披露目の式典のあと、マンホールのふたは大津湖岸なぎさ公園の2か所に運ばれ、市が依頼した業者がこれまでのふたを取り外し新たなものに取り替えました。

大津市の80代の男性は「こういう取り組みはおもしろいです。新型コロナの影響で落ち込んだ観光業界が気になるので、話題になってまちのにぎわいが戻るといいと思います」と話していました。