政府のメールシステムに不正アクセス データの一部漏えいか

それによりますと、ことし6月に内閣サイバーセキュリティセンターの電子メールのシステムに不正アクセスの痕跡が見つかりました。

センターなどが調査したところ、去年10月上旬からことし6月中旬までの間に送受信した電子メールのアドレスなど個人情報を含むデータの一部が外部に漏えいした可能性のあることが分かったということです。

具体的な漏えいの内容や件数などは調査中で分かっていませんが、これまでのところ個人情報を悪用されるなどの被害は確認されていないということです。

内閣サイバーセキュリティセンターは今後、センターを装った不審なメールが送られる可能性もあるとして注意を呼びかけるとともに、今回の影響の速やかな把握やセキュリティー対策の強化に努めていくことにしています。