自民 秋本真利議員が外務政務官辞任 資金受領疑いで捜索受け

自民党の秋本真利外務政務官は、政府が導入拡大を目指す洋上風力発電をめぐり、東京の風力発電会社側から多額の資金提供を受けた収賄の疑いで東京地検特捜部から議員会館の事務所などを捜索され、政務官を辞任しました。

自民党の秋本真利外務政務官は、政府が導入拡大を目指す洋上風力発電をめぐり、東京 千代田区に本社がある風力発電会社「日本風力開発」側から多額の資金提供を受けていた疑いがあるとして、東京地検特捜部が4日、収賄の疑いで東京 永田町にある議員会館の事務所などを捜索しました。

これを受けて秋本氏は4日、政務官を辞任する意向を固め、政府は持ち回りの閣議で辞任を決定しました。

秋本氏は衆議院比例代表・南関東ブロック選出の当選4回で47歳。市議会議員などを経て、平成24年の衆議院選挙で初当選し、国土交通政務官を務めたほか、去年8月には外務政務官に就任しました。