浦和レッズ サポーター77人処分 天皇杯後に立入禁止エリア侵入

浦和レッズは2日、名古屋市のサッカー場で行われた天皇杯の試合後にサポーターの一部が立ち入り禁止エリアに侵入する違反行為を行ったなどとしてサポーター77人を入場禁止などとする処分を発表しました。

2日、名古屋市で天皇杯4回戦の名古屋グランパスとレッズのJ1のチームどうしの試合が行われ、グランパスが3対0で勝ちました。

この試合のあとレッズのサポーターとみられる数十人が、両チームの応援場所を仕切る柵を揺らしたり、グラウンドに入ったりする騒動が起きたということです。

警察や消防によりますと、けがをした人はいなかったということですが現場に担架が運ばれるなどグラウンドは一時騒然としました。

これを受けてレッズは試合を主催した日本サッカー協会などと事実確認を行い、違反行為があったとして処分を発表しました。

それによりますと▽立ち入り禁止エリアへ侵入したサポーターを統括するリーダー1人を3日以降、レッズが出場する16試合の入場禁止、▽侵入を主導したサポーター31人を同じく9試合の入場禁止としました。

また▽立ち入り禁止エリアに侵入したサポーター45人を厳重注意としました。

処分されたサポーターはあわせて77人となりました。

レッズは「違反行為によりご迷惑をおかけしたすべてのみなさまに心から深くおわび申し上げます。観戦ルールの周知や順守の徹底によりいっそう努めます」とコメントしました。