公明 山口代表 今月下旬に中国訪問する方向で調整

公明党の山口代表は今月下旬に中国を訪問する方向で調整に入りました。
中国共産党の指導部や政府要人らと会談し、建設的で安定的な日中関係の構築につなげたい考えです。

公明党の山口代表は、日中関係の安定化に向けて早期に中国を訪問したいとして中国側への働きかけを続けてきました。

その結果、今月28日から3日間の日程で中国の首都・北京を訪問する方向で調整に入りました。

現地では中国共産党の指導部や政府要人らと会談し、経済や文化、人的交流といった分野での協力を確認することで建設的で安定的な日中関係の構築につなげたい考えです。

また東京電力福島第一原発にたまる処理水を薄めて海に放出する計画を中国が批判していることから、安全性などを説明して理解を求めるものとみられます。

山口氏の中国訪問は、実現すれば2019年8月以来、4年ぶりとなります。