台風6号 沖縄県内の停電10万戸超 本島一部除き5日の復旧目指す

台風6号の影響で沖縄県内では、3日夕方になっても停電の戸数が10万戸を超えています。沖縄電力は、沖縄本島では一部を除き、5日には復旧作業を終わらせたいとしています。

沖縄電力によりますと、台風6号の影響で、県内各地で停電となり、停電の戸数は最大で全体の30%を超える21万5800戸に上りました。

これは平成30年9月に台風24号の影響で停電の戸数が25万戸を超えた時以来、過去10年で2番目に大きい規模だということです。

沖縄電力は3日午後、オンラインで会見を開き、大規模な停電となった理由について、暴風域に長時間入っていたことや、台風の勢力が非常に強かったことをあげました。

1800人態勢で復旧作業にあたり、台風の影響で切れた電線をつなぎ合わせる作業などを行っているということです。

松原淳防災危機管理室長は、このあと台風6号が東寄りに進む予測になっていて、状況次第で変わる可能性があるとしたうえで、「沖縄本島では今月5日土曜日中の復旧完了を目指す」と話しています。