お盆 空の便の予約 国内線は去年の約1.2倍 コロナ前の約9割に

ことしのお盆休みの期間中に国内の空の便を予約した人は、去年のおよそ1.2倍に増加。
大手航空会社では新型コロナウイルスの感染拡大前のおよそ9割まで回復しています。

国内線のお盆休みの予約 約1.2倍に増加

国内の主な航空会社11社のまとめによりますと、お盆休みの期間の今月10日から20日までの11日間に、国内の空の便を予約した人は3日の時点でおよそ368万人で、去年の同じ時期と比べておよそ1.2倍に増えました。

コロナ拡大前の約94%まで回復

このうち全日空と日本航空をあわせた予約数はおよそ270万人で、新型コロナウイルスの感染拡大前の4年前と比べると、およそ94%まで回復しています。

国際線の予約 去年の約2倍に

一方、国際線の予約数は、およそ56万人で去年のおよそ2倍となりました。
全日空と日本航空をあわせた予約数はおよそ44万人で、4年前と比べると67%まで回復しています。

大手航空会社「外出や旅行の心理的ハードル下がった」

こうした状況について大手航空会社は、ことし5月に新型コロナが5類へ移行され外出や旅行への心理的なハードルが下がり、国内外を問わず、予約が増えたとみられるとしています。

帰省ラッシュ ピークは10日と11日

▽帰省ラッシュのピークは全日空、日本航空ともに今月10日と11日、
▽Uターンラッシュのピークは全日空が16日と17日、日本航空が13日から16日としています。