NYダウ 一時400ドル超値下がり 米国債の格付け引き下げで

2日のニューヨーク株式市場は、1日に大手格付け会社がアメリカ国債の格付けを引き下げたことで先行きの不透明感が高まったとの見方から、売り注文が増えました。

このため、ダウ平均株価は一時、400ドルを超える値下がりとなり、終値は前日に比べて348ドル16セント安い3万5282ドル52セントでした。

IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数も2.1%の大幅な下落となりました。

市場関係者は「投資家の間で当面のリスクを避ける姿勢が強まったことが株価下落につながった。アメリカ国債の格下げの影響がどこまで広がるのか、警戒する投資家も多かった」と話しています。