新潟 長岡 花火大会 慰霊と復興への願い込め 夜空に大輪の花

新潟県長岡市の花火大会が2日から始まり、大輪の花が夏の夜空を鮮やかに彩りました。

長岡市の花火大会は昭和20年の長岡空襲で亡くなった人を悼むとともに、平成16年の新潟県中越地震からの復興などを願って長年、開かれています。

初日の2日は会場となった市内の信濃川の河川敷に、県の内外から多くの人たちが集まりました。

午後7時20分に大会が始まると、平和への祈りを込めた白一色の花火が3発打ち上げられました。

そして、地震からの復興を願う「フェニックス」や、直径650メートルにおよぶ「正三尺玉」などの花火が打ち上げられると、集まった人たちは動画を撮影したり拍手をしたりしていました。

千葉県から訪れた50代の女性は「今回初めて見に来たが、平和への祈りを込めた花火も多く打ち上げられ、感動しました」と話していました。

また、新潟市から来た20代の女性は「フェニックスがきれいで、夏のいい思い出になりました」と話していました。

長岡市の花火大会は3日も行われます。