インターンシップ情報を採用活動に 学生と企業のマッチング

企業が今の大学3年生からインターンシップで得た情報を採用活動に活用できるようになり、就職活動を始めた学生と企業のマッチングを図る催しが開かれました。

東京 港区の会場には就職活動中の学生と採用を目指す企業が参加しました。

催しでは、学生に企業の名前ではなくやりたいことを元に、インターンシップ先を選んでもらおうと、はじめは企業名を伏せた状態でブースを設けて仕事の内容などを紹介していました。

その後、企業名が明かされ詳しい仕事内容などを説明した上で、実際にインターンシップに参加するかどうかなどを話し合っていました。

政府は再来年に学校を卒業する今の大学3年などの学生から、企業が一定の条件を満たせば、インターンシップで得た情報を採用に活用することを認めていてインターンシップの重要性が高まっています。

静岡県から参加した大学3年生の男子学生は「制度が変わり、正直不安もありますが、将来自分がやりたいことを考えるきっかけにしたいです」と話していました。

エネルギー関連企業の採用担当者は「制度も変わって人材を確保できるか焦る気持ちもありますが、学生には学業を優先してもらいながら自分のやりたいことを見つけられる機会を設けていきたいです」と話していました。